最近はサラリーマンや主婦、学生にも起業している人がいるくらい、起業が身近になっていますよね

“起業(創業)者が融資を受けやすい”と有名な日本政策金融公庫の調査によると、開業前後に日本政策金融公庫を利用した人のうち、以下に挙げるような人が起業しています。

  1. 正社員
  2. 非正規社員
  3. 学生・主婦・無職
  4. その他

このように様々な方が起業していることから、あなたが今何をしていても関係ありません。

あなたの「起業したい!」という気持ちを固めていくためにも、これからご紹介する5つの心構えを固めていきましょう。

この5つの心構えを完璧にすることが成功する会社設立への近道になります!

【心構え①】起業したい理由を突き詰める

起業理由は以下のように人それぞれのため、一重にこれだとは言えません。

中小企業白書では、起業の目的として以下の3つが多い傾向にあるという調査結果が出ています。

  • 自分の裁量で自由に仕事をしたい
  • 社会貢献したい
  • 仕事の経験・技術・知識・資格を活かしたい

ここで質問ですが、あなたの起業理由は明確でしょうか?

起業したい理由を突き詰めて考えることは、“成功する会社設立”への重要なステップだと言えます。

例を参考にしながら考えてみましょう。

<例>起業したい理由が…

たとえば、「今勤めている会社とはやり方が合わないから、起業を考えている」方が2人いました。

しかし両者の話をよく聞いていくと…

  • 1人目の方は、「自分のやり方を認めてくれる会社」で働きたい
  • 2人目の方は、「自分のやり方で自由に進めていく会社」で働きたい

と思っていることが分かります。

その結果、1人目の方は起業せずに転職。

2人目の方は起業と、その人の考えによって解決策が異なると分かりました。

このように起業したい理由を突き詰めなければ、根本的な解決には繋がりません。

そのため、理由を突き詰めないままの起業はオススメしません。

“自由な生活を送りたい”という理由で起業してもいいの?

“自由な生活を送りたい”という理由で、起業を考えている方もいるでしょう。

しかし起業したら、“自由になる反面、すべてが自己責任にもなります

なぜなら、起業したら…

  • 労働基準法における*労働者から外れるため、労働時間の制限がなくなる

*労働者…職業の種類を問わず、事業又は事務所に使用される者で、賃金を支払われる者

  • 給料は、自分が稼いだ分がそのまま手に入る
  • スケジュール・仕事量を自分で決められる

のように、限りなく好きなように生活を送ることができるからです。

ただし限りがなくなると、すべての裁量があなた次第になります。

そのため、あなたの一言が損失に直結、もしくは、何かを犠牲にするかもしれません。

そしてその損失や犠牲が生じた場合、すべての責任は自分にあると考えられます。

考えたことのある方も改めて自己責任を受け入れる覚悟があるか考えてみましょう。

「覚悟しているつもりだけど、不安。」な時は、下記フォーマットからいつでもご連絡くださいね。

【心構え②】企業理念を考える

まず理念とは、物事のあるべき状態についての根本的な考え方という意味です。

しかし理念を考えようと思っても、企業理念・経営理念・ビジョンなどいろいろあり、どれを決めれば良いのか分からない方も多いでしょう。

それぞれの意味合いは少しずつ異なるのですが、今回は企業理念に焦点を当ててご紹介。

企業理念を考え始める前に、必要性を理解しておくと、深みのある企業理念となり重宝します。

そのためにも、2つの観点から必要性を見てみましょう。

①:企業理念が必要になるタイミング

企業理念が決まっていると、以下のような場面で必要になります。

  • 創業者の想いを社員に共有する
  • 社員のモチベーションを上げる
  • 会社の重要事項を決める

とくに、最後の“会社の重要事項を決める”ときは役立つでしょう。

たとえば、経営していく中で問題に直面したときは、企業理念を基準として判断を下すことになります。

つまり、判断基準となるような会社全体の“価値観”存在理由”存在目的”を示すものが必要です。

②:歴史から見る企業理念の必要性

「日本資本主義の父」と呼ばれる渋沢栄一をご存知ですか。

彼の信念は本として出版されているほど有名なため、企業理念の必要性を感じられるでしょう。

渋沢栄一は、第一国立銀行(今のみずほ銀行)をはじめ500社以上の企業に関わり、日本赤十字社の設立など約600の社会事業に携わるという偉業を生涯にわたって成し遂げました。

そのような偉業を成し遂げた渋沢は強い信念を持っており…

それが「道徳と経済は両立させることができる」という「道徳経済合一説」である。

この考え方の根拠を、彼は自らの信奉する儒学、とりわけ『論語』に求めた。

渋沢は道徳を「論語」、経済を「算盤(そろばん)」と言い換えて「論語と算盤を一致させることが重要だ」と説いた。

(引用:今、見直される渋沢栄一)

このように、社会全体の利益企業としての利益両立させるという強い信念があったからこそ軸がブレることなく物事を進められ、偉業を成し遂げることができたのだと考えられます。

つまり、渋沢栄一のように強い信念のような企業理念があると、軸が定まりやすく、成功する可能性は高いでしょう。

 

渋沢栄一といえば、新1万円札の顔に決まったよね!

企業理念の考え方

必要性を説明する中でも少し触れましたが、実際に企業理念を考えるときのポイントは以下の3つです。

  • あなたが様々な事柄で悩んだときに、軸となる判断基準
  • 会社全体の”価値観”や”存在理由”、”存在目的”を示すもの
  • 経営者自身の強い想いが込められているもの

そして、このポイントを中心として、

  1. あなた自身のことを考える
  2. どんな会社にしたいか考える
  3. 社会における立ち位置を考える

の手順をしっかりと踏んで、考えてみましょう。

①あなた自身のことを考える

「企業理念を考えるのに、自分のことを考えてください。」というと、疑問に思う方もいるかもしれません。

しかしあなたが起業するからこそできる、あなたらしさが溢れる魅力的な会社を起業した方が成功するでしょう

そのためにも、あなた自身について考え抜く必要があります。

例えば…

  • 興味があるもの(こと・人・場所)
  • 解決してほしいニュース(問題)
  • 縁があったもの(こと・ひと・場所)
  • 今までの経験・環境
  • 叶えたい夢・目標

などをどんどんノートに書きだしてみてください。

これらに起業したい理由も交えて、自分の考えを洗い出しておきます。

また日頃から周りの言葉に目を光らせ、理念に使えそうな言葉があれば、メモに残すなど記録しておきましょう。

②どんな会社にしたいか考える

①をしっかりと取り組んだ方の中には、”どんな会社にしたいか”見えてきている方もいるかもしれません。

その見えているものが消えないうちに、考え進めてみましょう。

その際に当てはめて考えて欲しいのが以下の4つです。

Mission

(ミッション)

使命・存在意義 誰のために、何をするために、存在するか?

(例:家族や社員の健康を守るために、食に携わる事業がしたい)

Value

(バリュー)

信念・価値観 ミッションを成し遂げるために、何を基準とするべきか?

(例:家族や社員の笑顔が想像できるか。)

Way

(ウェイ)

行動指針・行動規範 ミッションを成し遂げるために、すべきことは?

(例:自分の家族との食事を大切にする。)

Vision

(ビジョン)

目指す姿・目標 ミッションを成し遂げたら、未来・社会はどんなものになるか?

(例:祖父母・子どもも含めて、楽しめる食卓をつくる。)

この4つに当てはめて考えるとき、世間体などを意識して言葉を埋めてしまわないように、気を付けてください。

本当の気持ちを隠して考えた企業理念では、後々の経営利益会社の一体感などで問題が生じるかもしれません。

とりあえず思い浮かんだ言葉をどんどん書き出すのがコツです。

その中から必要なものを抜き出して最終的にカッコイイ言葉にしていきましょう。

③社会における立ち位置を確認する

最終段階は、あなたが今まで考えた内容で起業した場合の社会的立ち位置を考えてみましょう。

あなたが参入しようと思っている

  • 業界の現状・動向
  • シェアの割合
  • 他企業の事業内容
  • 他社の企業理念

など、あなたの企業を取り巻く環境・立ち位置を確認しておく必要があります。

他社の企業理念をいくつか見て、参考にするのもアリです。

その際に、同業種の企業と被っていないかチェックしておきましょう。

業種をしっかり分析した上で、あなたの企業の長所・短所を挙げておくと、方向性を固めるときや自社を説明するときなどに役立ちます。

このプロセスが企業理念をよりよいものへと導いてくれるので、手を抜かずに考えてみてください。

【一口アドバイス!】企業理念は時が経つに連れて変わるもの

企業理念は一度決めたら変えられないと思っている方が多いです。

実は、社長の成長とともに、企業理念も進化します。

考えている今は、まだ起業もしてない、社長でもないあなたです。

起業して社長になり、経営を進めていくにつれて見えるものも増え、その過程で考えが変わるのは自然の流れでしょう。

そして、あなたの考えが変わる度に、企業理念は変化させると覚えておいてください。

【心構え③】事業内容・会社の種類を考える

起業を考えた時点でやりたいことが決まっていた方もいれば、企業理念を考えている間にやりたいことが増えた方もいるでしょう。

そのやりたいことを、事業会社・機能会社のどちらに適しているのか考えてみましょう。

  • 事業会社…自社のサービス・製品があり、事業会社や消費者に、自社のサービスや商品を販売して収益を得る会社(例:定食屋の運営・出版会社・製造)
  • 機能会社…自社のサービス・製品はなく、事業会社を支援して収益を得る会社(例:会計事務所・コンサルティングファーム・代行業など)
<例>どちらの会社にするか決める場合

仮に、”食”にテーマを定めて考え始めた方がいたとします。その場合…

  • 事業会社をつくるとしたら…お惣菜販売、食育のメディア運営、介護食・離乳食の製造。
  • 機能会社をつくるとしたら…商品開発、食のWEBマーケティング、お料理代行サービス

などが挙げられます。

このようにテーマを決めてから業種を絞っていくと、様々な可能性の中から選択できます。

今回は“機能会社と事業会社”に焦点を当てて説明しましたが、起業時に会社の形態を選択するステップがあります。

今起業できる、株式会社・合同会社・合名会社・合資会社の4種類の中からどれにするか選びましょう。

それぞれの詳しい説明は、コチラをご参照ください。

【心構え④】設立日を決める

会社の形態を決めたら、実際に会社を設立する日を決めていきましょう。

会社を設立する日とは、法務局に登記書類を提出手続きを行う日を指します。

あなたが法務局へ書類を提出しに行く日を決め、その日から逆算してスケジュールを立ててみましょう。

ちなみに、会社を設立する日と決算日を調整すると…

  • 消費税が免除される期間が伸びる
  • 税金(法人税の均等割)が安くなる

などの節税対策ができ、一日違うだけでも税金が安くなる場合もあるので、以下の記事を参考にじっくり考えてみてください。

【心構え⑤】設立方法を決める

最後に、どの方法で会社を設立するか考えてみましょう。設立方法としてはズバリ

  • 代行で会社設立
  • すべて自力で会社設立

のいずれかの方法。

時間と労力、金銭面などを複合的に考慮すると、代行で会社設立した方が”成功する会社”を設立できる可能性が高いです。

しかし「本当にそうなのか?」と疑問に思った方もいるかもしれません。

その理由をこれから説明していきます。

→代行で会社設立

“成功する会社を設立できる理由は…

  1. 自分で起業するより楽
  2. 自分で起業するより安い
  3. サポートが手厚い

の3つの点において、自力で設立するよりも良い点があるからです。

自力で設立するより、本当に良いのか、見てみましょう!

①自分で起業するより楽

当サイトを運営するスタートアップ会計事務所に代行を頼むと、あなた自身がやることは3ステップのみです。

(まだ印鑑を作成していない方は、印鑑作成の手順が増え、4ステップになります。)

スタートアップ会計事務所で会社を設立する場合

しかし、自分で設立するとしたら…最低6ステップ、細かく言うと14ステップはかかると考えられます。

誰かに任せれば済む作業にわざわざあなたの貴重な時間を割く必要はありません。

“成功する会社”を設立するためにも、その作業時間を有効活用し、経営や事業に関して勉強を進めた方が賢明です。

ちなみに、あなたがやることと代行業者に任せることについて詳しく知りたい方は、コチラをご覧ください。

②自分で起業するより安い

下の表を見て頂ければ一目瞭然ですが、スタートアップ会計事務所に頼めば、自力で設立するより4万円安く済みます。

株式会社の設立費用

③サポートが手厚い

など様々な面からサポートしてくれます。

自力で設立できたとしても、融資や節税など経営に必要な知識をすべて調べながら行うのは、はっきり言って厳しいでしょう。

起業はして終わりではなく、起業後もずっと決断や苦悩の連続です。

それでも、経営・資金面に時間をかけすぎて事業面が疎かになるようでは本末転倒。

起業後に備えて、サポートが手厚い会社に始めから頼んでおけば、悩んだときにすぐに相談できます。

誰に代行を頼めばよいのか?

“代行業者に頼むと良い”のだと理解はできても、誰に代行を頼めば良いか分からない方も多いはずです。

一般的に、代行を頼む場合に挙がるのは…

  • 税理士
  • 司法書士
  • 行政書士
  • 弁護士

の4つの士業。

会社設立代行を効率よく探すためにも、探し始める前にコチラの記事をご覧ください。

様々な会社の雰囲気や料金体系、サービス内容などを比較して、納得いくパートナーを見つけましょう。

→すべて自力で会社設立

代行に頼むことをオススメしますが、すべてイチから会社を設立したい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

自力で設立していると、きっと分からないことが出てきます。

その際は「誰にも相談できない…」と思い悩まずに、ぜひ無料相談を利用しましょう。

この記事の最後にあるフォーマットからご質問頂く、もしくは当サイトを運営するスタートアップ会計事務所に直接電話してみてください。

あなたの起業が順調に進むように、疑問はできるだけ早く解決させるようにしましょう。

“成功する”会社づくりが満足度の高い起業に繋がる

最後に5つの心構えをさらっとおさらいです。

  1. 起業したい理由を突き詰める
  2. 起業理念を考える
  3. 事業内容・会社の種類を考える
  4. 設立日を決める
  5. 設立方法を決める

“成功する会社”を設立するには、この5つの心構えを完璧にすることが欠かせません。

この記事をしっかりと読んでくださったあなたなら、きっと、“成功する会社”を起業できるでしょう。

そしてゆくゆくは、日本を代表する会社へと成長していくことを陰ながら応援しています。

※心構えが出来たあなたは、次のステップへ!

下のフォーマットから連絡すれば、税理士が味方になってくれます。

 

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