「会社を設立したいんだけど、どんな名前にしよう…。」

「適切な会社名の付け方とかあるのかな?」

そのようなお悩みに対する“決定版”が当記事です。

社名を決定する際の“ハズせないコツ”を10点紹介。

効果的な命名をすることにより、

  1. 会社名に関する法的トラブルの未然予防
  2. マーケティングの効率化
  3. 運営・マネジメントの円滑化

を同時に進めることができます。

【必須5点】会社設立時に名前を決めるときの注意点

会社を設立する際の注意点は以下の5つです。

  1. 会社名の中に「株式会社」や「合同会社」の文字が必須
  2. 使用出来る文字の制限アリ
  3. 使用できる言葉にも制限アリ
  4. 同じ住所に同じ会社名を使用できない
  5. 有名企業と同じ社名は避ける

いずれの項目も、必ず押さえておかなければ後から修正することになるので、事前に押さえておきましょう。

カピバラ

ルールの範囲内で素敵に命名しよう!

注意点①:「株式会社」や「合同会社」の文字が必須

株式会社・合同会社の文字が必須

会社を設立する際は、社名の最初か最後に「株式会社」または「合同会社」の文字を入れなければなりません。

  1. 株式会社を設立するとき:「株式会社」を社名に入れる
  2. 合同会社を設立するとき:「合同会社」を社名に入れる

必須事項なので覚えておきましょう。

注意点②:使用出来る文字の制限アリ

使用できる文字の制限アリ

会社名を決める際、使用できる文字には制限があります。

使用できる文字は以下の6つ。

  1. 漢字
  2. ひらがな
  3. カタカナ
  4. アルファベット
  5. アラビア数字(0,1,2,3など)
  6. 記号(※)
(※)社名に使用できる記号は6種類

社名に使用できる記号は6種類だけです。

  • 中黒(・)
  • カンマ(,)
  • ピリオド(.)
  • ハイフン(−)
  • アンド(&)
  • アポストロフィ(’)

いずれの記号も社名の最初に使うことはできません

また「ピリオド(.)」以外の記号は、社名の最後に使うことも不可能です。

注意点③:使用できる言葉にも制限アリ

会社名を決める際、使用できる言葉は制限されてます。

以下の語句は使用できませんので注意しましょう。

  1. 「支店」「支社」「出張所」「事業部」など会社組織の一部を示す言葉
    例)アマゾン支社ジャパン
  2. 犯罪に関連する言葉
  3. 猥褻(わいせつ)な言葉
  4. 公的機関や銀行、生命保険会社と間違いそうな言葉
    例)カピバラ信用金庫

使用出来ない言葉

注意点④:同じ住所に同じ社名を使用できない

シェアオフィスバーチャルオフィスなどで会社設立する際は、同じオフィス内で同一の社名の会社が既に存在しないか確認しておきましょう。

登記している住所が同じならば、同一の社名を付けることはできません

注意点⑤:有名企業と同じ社名は避ける

世間に名の知れた有名企業と同一の社名にするのはやめておきましょう。

登記する住所さえ異なれば、

  • 「ソフトバンク株式会社」
  • 「パナソニック株式会社」

などと名乗ることも一応可能ですが、不正競争防止法によって訴えられるリスクがあります。

有名企業と同じ名前は避ける

類似社名の調査方法

類似の社名(商号)があるかどうかは、法務局で商号調査簿を閲覧して調べます。

法務局に用意されている閲覧申請書を記入して提出すれば、商号が載っているファイルを無料で閲覧可能。

また、法務局に出向かなくても「インターネット登記情報提供サービス」を利用すれば、自宅からも類似商号を調べられます。

登録商標もインターネットで検索可能

商号だけでなく登録商標もインターネットで検索可能。

特許情報プラットフォーム」というサービスで検索することができますので、必要に応じてご確認ください。

あなたが命名する社名が既存の登録商標と一致しないことを確認しておけば、特許に関するトラブルも未然に防げます。

社名が既存の商標と一緒だったら大変だもんね。

会社設立後の経営が有利になるオススメテクニック5点

より効果的にマーケティング、マネジメントを進めるためには、会社の名前を決める際に以下の5点に配慮するのが得策。

  1. 短く覚えやすい
  2. ドメインを取得できる
  3. 俗語はカタカナ表記
  4. やりたいこと・信念を社名に入れる
  5. 外国語での意味や発音を意識

1つずつ解説してゆきます。

良い会社名は、会社の売り上げにも貢献するよー。

オススメテクニック①:短く覚えやすい社名にする

なるべく短くて覚えやすい社名にしましょう。

もし自分で決めた会社名を一瞬で思い出せないとしたら、それは覚えにくい社名です。

取引先の人たちが、1回で覚えられる社名が理想。

極力シンプルにまとめましょう。

  • 覚えやすい会社名の例:「株式会社カピバラ組」(短くて“カピバラ”というワードもイメージしやすい)
  • 覚えにくい会社名の例:「株式会社ケーエーピーアイビーエーアールエーチーム」(長すぎて、なかなか覚えられない)

短くて覚えやすい名前にする

ボクでも覚えられるくらい、わかりやすくしてね!

オススメテクニック②:ドメインを取得できる名前にする

ドメインを取得できる名前にする

設立する会社名のドメインを獲得できるか確認しておきましょう。

これからの時代はWEBからの集客が、かなり重要な役割を果たすようになります。

SEO(検索エンジンでの上位表示)の観点からも、会社名ドメイン名が同じだと有利。

会社名と同じドメインがすでに存在する場合は、持ち主からドメインを買い取るという選択肢もアリ。

しかし会社設立の予算をなるべく抑えるためにも、事前にドメインが空いているかチェックするのが得策です。

オススメテクニック③:造語はカタカナ表記にする

会社名を造語にする場合、表記はカタカナにしましょう。

造語は私たちが勝手に作るオリジナルの言葉ですから、アルファベットで表記するとお客様はまず読めません

造語の社名をどうしてもアルファベット表記したいときは、カタカナでフリガナをつけるのが得策。

お客様のわかりやすさを優先して、最適にネーミングしましょう。

たとえば『株式会社caphole(カッポール)』という会社があると仮定。

このとき社名をカタカナで表記するか、アルファベットで記載するかで、読みやすさが全く変わってきます

  • 社名をカタカナ表記した例:「株式会社カッポール」(カタカナなので読める)
  • 社名をカタカナ表記しなかった例:「株式会社caphole」(初見では読めない)

アルファベット表記だけだと“カッポール”とは読み辛いよね。

オススメテクニック④:やりたいこと・信念を社名に入れる

会社が事業を通して実現したいことや、会社として絶対に譲れない信念を社名に入れるのも得策。

取引先へのアピールになるのはもちろんのこと、会社の目指すべき方向性が社内の人たちにも効果的に伝わります。

社内スタッフの意思統一・マネジメントに社名を役立てましょう。

  • やりたいこと・信念を取り入れた社名の例①:「株式会社フルスピード」(全速力で仕事をするという意味)
  • やりたいこと・信念を取り入れた社名の例②:「株式会社サイバーエージェント」(コンピュータを活かした代理店という意味)

会社名は団結の象徴さ!

オススメテクニック⑤:外国語での意味や発音を意識する

グローバル化が進んでいる現在、あなたの会社名が外国語でどのような意味を持つのかも重要です。

たとえば英語でネガティブな意味に聞こえてしまう日本語には、以下のようなものがアリ。

  • 福屋(ふくや):「fuck you yeah」(くたばってしまえ)
  • 近畿(きんき):「kinky」(盗んだ品物)

外国人を事業のターゲットにしたり、多国展開を目指す場合は「外国人ウケ」の良いネーミングを考えておくのが得策です。

何気なく話している日本語が、外国語ではすごい意味だったりするんだね。

【会社設立時につける名前】 5つの必須ルールを守りつつ、マーケティング・マネジメントに活かせる社名を

この記事の前半で紹介した【必須5点】は、法律によって決まっています。

必ずルールを守った上で会社名を決定し、トラブルなく円滑に起業準備を進めていきましょう。

記事の後半で紹介した【推奨5点】は、すべてを網羅するのは難しいかもしれませんが、会社設立後の

  1. マーケティング
  2. マネジメント

を効果的に進めるため、なるだけ多く取り入れて社名を決めるのがおススメです。

※成功している経営者の多くは即座にアウトプットします。

あなたのご意見・ご感想を教えてください!

"話しやすさNo.1"の会計事務所で、あなたの疑問やお悩みを解決しませんか?

起業をするにあたって、やるべきこと知っておくべき情報はたくさんあります。

当サイトでは会社設立に関する情報をお伝えしていますが、ときには検索してもスッキリしない疑問が生じることもありますよね。

直接誰かに質問したくなったときは、ぜひスタートアップ会計事務所にお問い合わせください。

"話しやすさNo.1" "実績多数"のスペシャリストが、会社設立のことはもちろん税務労務に関することも丁寧に対応します。

あなたの抱える疑問や不安を解決して、効率よくスムーズに会社設立をしていきましょう。

様々な業種の起業を全力でサポートするべく、私たちはいつでもあなたからのご連絡をお待ちしています。

おすすめの記事