正しい起業の仕方は? 失敗なく進める5つのステップを解説!

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「得意やノウハウを生かして起業したい」

「サラリーマンをしながら副業をはじめたい」

「会社を立ち上げて幅広い事業を展開したい」

このように、さまざまなきっかけで起業を考える例が少なくありません。

この時、立ち上げた事業を軌道に乗せるためには、正しい起業の仕方が求められます

起業は何からどう進めるべきか、失敗なくスタートできる5つのステップを解説いたします!

目次

失敗のない起業にする! 覚えておきたい5つのステップ

失敗のない起業にする! 覚えておきたい5つのステップ

起業を成功させるなら、計画的な準備が欠かせません。

突発的に動き出すのではなく、予定の半年~1年前から予定を立てておくと安心です

どのタイミングで何をするべきか、5つの手順をみてみましょう

  • ステップ1:創業計画を立てる
  • ステップ2:事業計画書の策定
  • ステップ3:資金を集める
  • ステップ4:具体的に準備をはじめる
  • ステップ5:各種届出の提出

ステップ1:創業計画を立てる

事業を成功に導くには、綿密な創業計画が必要です

どのようなサービスを提供したいのか、だれがターゲットなのか、どのように事業を進めていくのか、といった点を半年~1年前くらいから検討しておきましょう。

自分一人で考えるのではなく、下記のように行動することが大切です。

  • 起業関連の書籍を読む
  • 企業に必要な知識をネット検索する
  • ターゲットのニーズをリサーチする
  • 競合やライバルの情報を集めておく
  • 起業セミナーや講座、イベントなどに参加する
  • 起業にくわしい専門家やコンサルタントの意見を求める

時にはネガティブな情報や、厳しい意見を寄せられる例もあると思います。

ですが、地固めができていないと、失敗しやすくなります。

必要な資格やスキルの取得資金の準備もこの段階からはじめ、入念な準備をした上で起業の日を迎えましょう

創業計画のポイント①:起業の方向性を明確にする

事業を成功させるなら、次の点を重視してください。

  • 自分が提供したい商品やサービスが誰かの助けになるかどうか
  • 事業を進めていく中で、携わった人から感謝の言葉を受け取れるかどうか

たくさんの本を読む、たくさんの人に会うなど、情報が増えれば増えるほど、起業の方向性がみえてくるはずです

また、「楽しみながら起業したい」「充実感を得られる仕事がしたい」という方は、下記を意識してみましょう。

  • これまでの経験やノウハウを生かせる仕事
  • 好きや得意を生かせる仕事
  • やりがいを感じられる仕事
  • 一度はやってみたかったジャンルの仕事

このように、自分が得意としているジャンルや得意なこと、やってみたいことを中心に組み立ててみてください

創業計画のポイント②:人脈を大切にする

起業後は人脈に助けられるケースが少なくありません。

事業を応援してくれる人、サポートしてくれる人は大切にしておきましょう

創業計画のポイント③:資金に余裕を持たせる

融資や助成金、補助金利用を検討している場合は特に、まとまった自己資金が必要になります

  • お店を開業するにはどのくらいの資金が必要なのか
  • オフィスを立ち上げるには、どのような設備を用意するべきか

これらを計算の上、起業資金に余裕を持たせておくと安心です。

ステップ2:事業計画書の策定

ステップ2:事業計画書の策定

事業を円滑に進め、融資先や見込みの取引先から信頼を得るためには、きめ細やかな事業計画書が欠かせません

読んだ人が「この事業なら成功する!」と太鼓判を押してくれるような、実現性の高い計画書にしましょう。

計画内容が優れている場合、ぜひ支援したいという人が多くあらわれ、より順調に進められます。

チェックすべきは以下の点です。

  • 事業の進め方や資金繰りに無謀な部分がないかどうか
  • 事業スタートまでのスケジュールがきちんと確保されているかどうか
  • 事業や起業者(自分)に魅力を感じられるかどうか
  • ライバルとなる市場や競合対策ができているかどうか

計画はつねに客観的な目で判断して、質の高い事業計画書を目指しましょう

作成の際は、お手本を参考にしよう

事業計画書には決まった文字数やフォーマットがないため、何から書いたら良いのか迷ってしまいがちです。

事業計画は融資相談などの際にも必要になるため、補助金や助成金申請向けの事業計画書を参考にすると、必要な項目を網羅できます。

はじめて事業計画書を作成する場合は、日本政策金融公庫が紹介している創業計画書の記入例や、経済産業省の「経営計画・補助事業計画」を見本にしてみてください。

 

ステップ3:資金を集める

ステップ3:資金を集める

事業計画書が完璧でも、肝心の資金がなければ起業にいたりません

計画に必要な資金を集めるために、対策を早めにスタートしましょう。

具体的には下記のような方法が考えられます。

  • 自分自身の貯蓄
  • 個人の借り入れ
  • 親や兄弟、親戚などからの援助や借入
  • 創業補助金や助成金の活用
  • 銀行や公庫からの融資
  • クラウドファンディング
  • ベンチャーキャピタルや個人投資家からの出資
 

資金集めの注意点

補助金や助成金、出資を活用した資金調達は、返済の必要がない点がメリットです

ただし、支給や出資を受けるには、事業成功を裏付ける事業計画書が求められ、厳しい審査をクリアする必要があります

融資を活用する場合は、「今後どのくらいの利益が予測できるのか?」「返済するべき金利はいくらくらいか?」といった点を計算の上、計画的に返しましょう。

お金を借り入れる際、余裕をもって融資を受けたくなりますが、借りる金額が高ければ高いほど、審査に通りにくくなります。

返済するべき利息も増えてしまうため、まずは自己資金を中心に、借り入れやすい金額で計画するとスムーズに資金調達できるでしょう

ステップ4:具体的に準備をはじめる

ステップ4:起業の準備をはじめる

 

「今日から起業します!」

そう宣言する創業日には、オフィスや店舗の内装、ホームページやSNS、商品やサービスの提供体制、従業員などが揃っている状態が求められます

必要な相手へ自社商品やサービスを届けられるように、集客や求人をはじめるなど、準備を進めておきましょう。

準備すべきこと

会社の商号オフィスや事業所の住所は、開業届を提出する際に必要です

事前に事務所契約を済ませておきましょう。

個人で契約した後、法人として利用するのが一般的ですが、下記のような方法もあります。

  • 自宅兼事務所として登録する
  • レンタルオフィスやシェアオフィス、バーチャルオフィスを契約する

予算や利便性、顧客ニーズを検討の上、決定しましょう。

合わせて、商品を仕入れる、ホームページ制作を依頼する、名刺やパンフレットを注文するなど、開業に向けた準備を進めます。

会社の印鑑である法人印も用意しておきましょう

ステップ5:各種届出の提出

ステップ5:各種届出の提出

 

事業計画書に則り、資金や準備が整ったら、開業届の提出です

開業のタイミング
  • 個人事業主として起業する場合…税務署へ届け出たタイミングで開業
  • 法人として会社設立する場合…開業まで2~4週間程度かかる

法人として会社設立する際は、特に余裕を持った申請を心がけてください。

株式会社を起業する場合は、法務局に発起人会議事録、登記申請を、公証役場で定款を認証します。

開業手続きが済んだ後も、法人用の銀行口座開設、税務署や年金事務所への各種届出が必要です。

その他にも、従業員を雇う場合は労働基準監督署やハローワーク、税務署への提出書類があります。

手続きが煩雑なため、漏れがないようにリスト化しておくとスムーズに進められます。

必要な届け出が終わったら、いよいよ会社が動き出します。

ターゲットに応じたマーケティング施策を講じて、集客を目指しましょう。

まとめ

本記事では、起業を失敗なくスタートするための5つのステップをご紹介しました!

  • ステップ1:創業計画を立てる
  • ステップ2:事業計画書の策定
  • ステップ3:資金を集める
  • ステップ4:具体的に準備をはじめる
  • ステップ5:各種届出の提出

起業したいタイミングが決まったら、1年くらい前を目安に少しずつ準備を整えておきましょう

会社設立や融資、税金など分からないことは、創業・起業支援に強い弊社までお気軽にご相談ください!

失敗のない正しい起業の仕方に則り、思い描いた事業計画を成功へ導きましょう。

会社設立のこと、お気軽にご相談ください
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