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皆さんこんにちは、スタートアップ会計事務所労務部門です。
さて、早いもので今年も11月となりました。秋の風情を通り越して冬の気配が漂う今日この頃、早4回目のコラムです。今月もどうぞお付き合いください。
『黄色い風車』
交通犯罪被害者の救済および交通犯罪予防のための取り組みの重要性を啓発するため、毎年11月の第3日曜は「世界道路交通犠牲者の日」とされています。
去る6月5日神奈川県の東名高速下り車線で発生した死傷事故について、先日、事故を引き起こした犯人が逮捕されたことは記憶に新しいところです。そして、犯人の言い分には極めて呆れるばかりでした。
この事件に限らず、ついさっきまで元気だった例えば自分の親とかを突然奪われたら、どう受け入れればいいのでしょうか。そう思うと、私もハンドルを握る者として絶対に加害者にはならないと心に決めました。
亡くなられた被害者の方及びご遺族の方には、心よりお悔やみ申し上げます。
「世界道路交通犠牲者の日」の統一アイテムは「黄色い風車」です。風車は「千の風」を受けて動きます。「世界道路交通犠牲者の日」を全国に広め、交通事故死ゼロへの風を全国的な運動に展開させる思いが込められているそうです。この風が全国に広まって、いつの日か交通事故という悲しみがこの世からなくなることを願わずにいられません。
『生命保険の月』
さて、11月は「生命保険の月」なんだそうです。「生命保険の月」は生命保険協会が1947年に生命保険の思想を広く普及する目的で制定し、現在に至っています。
いかにも生命保険会社が顧客獲得強化の目的でうちだしたフレーズのようですが、実際に11月はノルマが増えるので、保険のおばちゃんたちもいつもに増して気合を入れて営業活動に取り組んでいるらしいです。
されはさておき、「生命保険の月」は、実は戦後間もない日本で連合国最高司令官総司令部(GHQ)による指示で誕生したそうです。
第2次世界大戦で大打撃を受けた生命保険業界の窮状を見かねた当時の保険担当官ロイストンが生命保険協会に対し「毎年11月を『生命保険の月』として、生命保険の奨励運動をしてはどうか」と提案しました。
当時の生命保険は年払い契約が中心で、代金を受け取る11月にあわせて一斉に保険の新契約募集をかけようと計画を立てたことで毎年11月を「生命保険の月」とされるようになったのです。
余談ですが、弊社では通常の税務・労務業務の他、生命保険のご提案を受けたまっております。保険契約をお考えの際は、ぜひ弊社をご用命ください。
『11月といえば...』
さて、今月は社会保険で大きな変更もありませんので、生命保険のお話で締めようと思ったのですが、生保から年末調整の話を思い出しました。
10月には弊社より平成30年度「扶養控除申告書」と平成29年度「保険料控除申告書」をお配りいたしますので、従業員の方への配布をお願いいたします。また、円滑な業務運営のため11月中には回収をさせていただきますので、資料等は決してお捨てにはならないようご協力お願いいたします。
ありがとうございました、また来月お会いしましょう。
社会保険労務士 平賀修一