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日報で「デキる社員」を目指しましょう
皆さんこんにちは、スタートアップ会計事務所労務部門です。
さて、早いもので3月となりました。と言うことは、今年度最後のコラムということですね。何だかんだで半年以上続いたこのコーナー、今月もどうぞお付き合いください。
日報で「デキる社員」を目指しましょう
一日の終わりに日報を作成している会社さんもあるかと思います。でも、日報って難しいですよね、気づいたら小説のようになっていたりして... 指導する側としても、全ての文章を読むとしたら大変です。
少しばかりネットを検索していたら役に立ちそうな記事を見つけましたのでご紹介させていただきます。
(上手な日報の書き方 )
① テンプレートで簡潔に
項目をあらかじめ決めておけば、何を書かくか悩んだり、報告すべき内容を漏らすことともなくなります。読む側も見やすいと思います。
【日報テンプレート 例 】
今日の目標:給与計算2社完了
今日の結果:予定通り
良かった点:予定通りいったこと
課題点と改善策:社会保険料率を見落としていた
事前にソフトの設定を確認する
明日の目標:A社資料完成
ポイントは「良かった点」と「課題点と改善策」を取り入れること。
② スケジュール表から転記する
1日が終わるころには、今日何をしたのかって結構忘れているものです。手早く日報を作成するために、その日のスケジュール表を利用しましょう。そうすれば、予定表から転記するだけで、日報が書けるようになります。
今日の実施事項
09:00~10:00:メール応対
11:00~12:00:A社資料作成
13:00~15:00:全体Mtg
15:00~18:00:B社、C社給与計算
上記の方法で日報を書くようになったら、「常に振り返ること」、「情報を共有してコミュニケーションをとる」ことが普通に行われるようになれば完璧です。
3月といえば...
健康保険と介護保険の料率が、毎年3~5月にかけて見直しが行われます。今年、関東圏では、千葉県と神奈川県を除いて3月に両保険の保険料率が変更になります。3月分の保険料を3月支給の給与で控除している会社様は、ご注意ください。
(都道府県別新保険料)
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat330/sb3150/h30/h30ryougakuhyou3gatukara
1年で最も退職者が多いのが3月だと思います。また、来月には新入社員もたくさん入ってくることでしょう。滞りなく処理ができるよう、今のうちから準備を始めておきましょう。定年退職後、再雇用で給与が従来の額より下がる方もいるかと思います。このケースに限り社会保険の喪失と取得を同時に行う特例がありますのでお忘れなく...(通常は、月額変更という手続きで3か月後に社会保険料が変更になります)
ありがとうございました、また来月お会いしましょう。
社会保険労務士 平賀修一